大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
復興デザイン教育研究センター(CERD)

災害【昭和37年1月強風・積雪】

発生期間 昭和37年1月1日-

災害の種別
大雪 強風
市町村
竹田市

概要

12月31日朝鮮中部にあった1023ミリバールの低気圧は日本海に入って急激に発達し、一方モンゴルにある高気圧は1月1日3時には1060ミリバールの優勢を示し、典型的な冬型の気圧配置となり、特に久住山は強風を伴った吹雪となり、積雪は70~80センチで深いところは1メートルを越すところもあった。

このため1月1日早朝から久住山に登っていた大分隊(男3人、女2人)、福岡隊(男2人、女2人)は1日夜から2日早朝にかけて猛吹雪に道を失って遭難、7人死亡、2人重傷(凍傷)という惨事を引き起こした。遭難場所は北千里ヶ浜付近である。

【出典:大分県災異誌 第3編(1975)】

災害データ

最深積雪
1メートル
最深積雪の観測地
久住山
死者・行方不明者数
7人
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
-
床上浸水数
-
床下浸水数
-
道路被害 ※事前通行規制は除く
-
橋梁被害
-
山・崖崩れ
-
被害総額
-

主な被害

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強風をともなった猛吹雪となり、早朝から久住山に登っていた大分隊と福岡隊の9人は、道を失って遭難。7人が死亡し、2人が重傷(凍傷)になった。

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